2024年10月4日(金)
今年2024年「夏」の思い出。
僕は売れない貧乏画家の息子として育った。
幼い頃の“家族の思い出”といえば
展覧会に出品した「父の絵を見に行く」
日展、一水会、東京・上野にある国立西洋美術館へ毎年の美術館訪問恒例行事。
幼い頃は退屈でしょうがなく、弟と“裸婦の絵画”を見ては「エロいえ~(笑)」と館内を走り回り、母に怒られるのがデフォでした。
印象派の巨匠
ピエール=オーギュスト・ルノワール
Pierre-Auguste Renoir
ルノワール【若い浴女】
制作年:1895年
原画サイズ:82×65cm
所蔵:オランジュリー美術館
しかし、大人になってから思うことは
「少なからず幼少期の芸術教育は現在に生かされている」
と、改めて父に感謝。
そんな父の絵画を【国立新美術館~アート未来展】へ観に行く。
入賞「特選」お疲れ様です。
父曰く「平和とは何か?」と、各々が考えるきっかけになるメッセージだそうです。
一方的ではなく、あくまで「受け取り側に委ねる」。
未来ある若者の作品も多く展示。
今を生きる美大生の感性。
私も何かを感じます。
屋外にも展示。
これらの作品に作家は何を想い、メッセージを訴えているのか?
その答えはNo.
一人一人の奥深い心の中に答えがあるのです。
毎年「夏」に国立新美術館で開催されています。
来年は、僕も出品しようか思案中。
0ゼロ~から“1”のカタチへ創造する感性。
無ム~から“有”へとカタチする創造力。
「幼き芸術教育は現在に生かされている」
父よ、ありがとう。
今日もありがとうございました。
Bateisha Professional Leather
+Aoki